パラレル話です。







闇系30題のナイフと微妙にリンクしています。








設定としては、
真田は人狼です。月無でも三上さんが居れば狼の尻尾と耳生えます。
三上さんは、不思議能力者で人の力を高める力を持ってます。





おっけーどんな設定でもドンと来い!
てな人だけ↓へどぞ












































































コノ ナイフ デ 
貴方ヲ 殺セ ト 言ワレタラ



俺ハ 迷ワズ コノ首ヲ




掻キ切ロウ









ナイフ





俺の目の前には拘束されたアキがいる。
俺の首には既にアキから貰った首輪はなくて。

首輪は引きちぎられて、でもそれはアキとリンクしてるから
アキはつまりすげえ辛くて。


アキもそのうち死んじゃうんだろうけど、
多分俺もそのうち死んじゃう。

だって俺は首輪からアキの力を貰ってたから。




目の前に一本のナイフが手渡された。

「今誓約の誓いを解くならばお前だけでも生き残らせてやろう」


事実なんだろう。
少なくとも目の前にたっている人間たちは俺の知り合いだったやつらで、
全て悪いのはアキなんだって思ってる。


この人数相手にアキの力なしで勝てることはまず出来ない。
でも俺には誓約を解くことなんてできない。
ソレ即ち、アキを。
誓約された主を殺す事だから。




フェンリルは所詮、狗だから主人を殺すことなんて出来やしないんだ。




俺はナイフを持った手に力を込めた。

アキの声が小さく響いた。

「我は神の子光の子。ネフィリム・セラの名において祖に命ず
我が光を喰らいて全てを滅す神と成れ」


ソレは最後の誓約の言葉。
自らの命を俺に預ける言葉。
ココロの中にアキの声が響いた。






「俺も連れていけ」









「我は氷狼、魔狼の子熾天使の狗の名において主の命を崇め奉る」
俺は躊躇いもなく自らの首を掻き切った。




アキの命を抱いて。






***END***
Hikari*Suzukane
いやもう何がなんだか分かりませんよ。お姉さん。
んーわけわかめなので、このまま放置します<コラマテ。
とりあえず、なんか切なくないよ。
これ絶対ハッピーエンドだよ(苦笑



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